クレジットカードの現金化は未成年でもできるのか

「大学に入って友達付き合いが増えたのでお金が必要になった」、「就職して社会人との付き合いで給料が足りなくなったのでお金が必要」などの理由でクレジットカードの現金化に興味がある未成年者も多いのではないでしょうか。

とはいえ、クレジットカードを作った経験がなく、現金化をしたことがない未成年者は、未成年だと社会的な信用もないし、収入もアルバイト程度なのでクレジットカードの現金化ができるのか自信がないという人もいますよね。

実は、クレジットカードの現金化に必要なクレジットカードは、申込には保護者の同意が必要になり、換金するための金券ショップでは20歳未満からの買取りをしていないため、未成年者がクレジットカードの現金化を行うのは難しくなっています。

では、未成年者がお金を借りるにはどうしたらよいのでしょうか。
この記事では、未成年者がクレジットカードの現金化をする方法と、その他の方法でお金を借りる方法を解説していきます。クレジットカードの現金化に興味のある未成年の人は参考にしてください。

未成年NG

未成年は法律で守られているためクレジットカードの現金化は難しい

未成年者がクレジットカードの現金化をすることが難しいのは、「未成年者の法律行為」によって守られているからです。

民法第5条で定められている「未成年者の法律行為」の中には、未成年者が契約行為を行う場合、両親や後見人など法定代理人の同意が必要になり、同意が無かった契約はあとから取消すことができるという内容が書かれています。

つまり、両親の同意を得ずに未成年者が勝手にクレジットカードをつくることや、現金化のための高額商品を購入するための契約をした場合、両親は後から契約自体を取消すことができるという法律なのです。

さらに、契約の取消を行った場合、「既存利益=残っている利益」の範囲で返還するだけなので、使ってしまった分は返す必要がないのです。

たとえば、未成年者が両親の同意を得ずに、消費者金融と契約をして10万円を借りた場合、7万円使ってしまった段階で両親が契約を取消せば、残金の3万円だけを返還することになります。

もし、未成年者が10万円全額使っていた場合は、既存利益が無いことになるため、借りたお金を消費者金融に返す必要がなくなります。未成年者にお金を貸した消費者金融は、契約を取消されることにより、全額損失になってしまう恐れがあるのでとてもリスクが高いのです。

このように、未成年者がひとりで契約する行為を法律で規制しているのは、高額商品を無理矢理買わされたり、仕組みが複雑な金利の高いローンを組まされたりするなど、契約者が一方的に不利になるような悪質な契約から、知識や経験の少ない未成年者を守るためなのです。

クレジットカードの現金化に関係するクレジットカード会社や金券ショップは、未成年者の法律行為の問題があることから、20歳未満の利用を禁止していることが多くなっています。そのため、未成年者はクレジットカードの現金化をすることが難しいという前提があることを知っておきましょう。

未成年者でもクレジットカードが発行できれば現金化ができる

高校生以外の18歳や19歳の未成年者であれば、20歳未満でも審査に通過し発行できるクレジットカードがあります。未成年者でもクレジットカードが発行できれば、ショッピング利用枠が使えるので、現金化をすることができます。

未成年者でも発行できるクレジットカードとして代用的なのが楽天カードです。

楽天カードの申込条件は、高校生を除く満18歳以上の方であれば、主婦、アルバイト、パート、学生でも可となっていいます。

つまり、18歳、19歳の未成年者でも申込ができ、審査を通過すればクレジットカードを発行できるということなのです。

しかし、クレジットカードを発行するためには、申込時に保護者の同意が必要になるため、未成年者がひとりで申込むことはできません。そのため保護者の人がクレジットカードを持つことに快く同意してくれなかった場合は、クレジットカードの申込をすることができないので、発行するための理由を話して納得してもらう必要があります。
未成年者が楽天カードに申し込んだ場合、楽天カードの審査担当者から100%保護者に確認の電話連絡が入ります。そのため、保護者の同意が得られなかったからといって、未成年者が楽天カードを申込んだ場合必ずバレてしまうので気を付けましょう。

未成年者はクレジットカードで何を買えば現金化できるのか?

未成年の人が、クレジットカードの現金化をする場合におすすめなのが、友人や知り合いが購入しようとしている商品を自分のクレジットカードで購入して代金を立て替え、後で現金でもらうことです。

たとえば、新しいゲーム機を購入する予定の友人がいれば、購入するときに一緒に店まで行って、自分のクレジットカードで立て替えて購入し、後で現金でもらえば100%の換金率で現金化することができます。

この場合、購入するタイミングが合わないと現金化することが難しいですが、定期的に購入している商品がある友人がいれば購入タイミングをおしえてもらうことで、現金が必要なタイミングに合わせやすいと思います。

そのような使い方をしているとクレジットカードで立て替える理由を聞かれる可能性が高いので、気心の知れている人なら本当にことを言えるかもしれませんが、そこまで仲良くない人ならポイントを集めているなど、答えに困らないように理由をあらかじめ考えておきましょう。

20歳以上の人に協力してもらえばクレジットカードの現金化ができる

クレジットカードを持っている未成年者は、20歳以上の人に協力してもらうことで、クレジットカードの現金化を行うことができます。

未成年者がクレジットカードを発行できたとしても、未成年の法律行為の問題があるため、リサイクルショップや金券ショップは20歳未満の利用を禁止しているところがほとんどなので、クレジットカードで換金性の高い商品を購入できても買取ってもらうことができません。

また、年齢を偽っても、買取り時には運転免許証など年齢の分かる身分証を提示するため、未成年者ひとりで金券ショップやリサイクルショップを使って現金化をすることは困難になります。

ですが、20歳以上の人がいれば、クレジットカードで購入した商品を未成年者の代わりにリサイクルショップや金券ショップで換金してもらえるので、現金化をすることができるのです。

現金化に使う金券などの商品をクレジットカードで購入する際は、クレジットカードの所有者でなければ決済することはできませんが、購入した商品を金券ショップに売るのは20歳以上の身分証を提示できる人であれば誰でもできるのです。

また、クレジットカードの申込には保護者の同意が必要でしたが、金券ショップは20歳以上の人なら身分証明ができれば誰でも利用することができるので、学校やバイト先に20歳以上の人がいればお願いをしてみましょう。

未成年がクレジットカードの現金化をすることのリスク

未成年者がクレジットカードの現金化をするのは、リスクが高い行為になります。
では、未成年者がクレジットカードの現金化をする場合のリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。

クレジットカード会社にバレると強制退会になる

クレジットカードの現金化は、クレジットカード会社の会員規約で禁止にされるため、現金化をしたことがバレると、クレジットカードの利用停止や、最悪の場合には強制退会になってしまう恐れがあります。

さらに、強制退会になるとクレジットカードの利用残高は分割で支払うことができなくなるので、翌月一括で払うことになり返済の負担も大きくなってしまいます。

強制退会になった場合、社内ブラックに載ってしまうので、同じ会社のクレジットカードを作ることが難しくなります。

社内ブラックとは、クレジットカードの現金化など会員規約違反をした情報がクレジットカード会社内で管理しているデータに載ることです。

クレジットカードの返済額の延滞や、自己破産などの政務整理をした場合、個人信用情報機関と言うところに金融事故情報として掲載されます。これはいわゆるブラックリストに載る状態になります。ブラックリストは通常5年~10年載り続けると言われており、その間は新たにクレジットカードを作ることや、ローンを組むことができなくなります。しかし、ブラックリストから外れればそれらの規制はなくなるので、普通の人と同じ状態になります。

それに比べ社内ブラックの場合は、掲載期間が決まっていないため、社内ブラックに載るとその会社のクレジットカードは作ることが永久に難しくなると言われています。

ショッピング利用枠の限度額が低い

未成年者がクレジットカードを発行できても、実績と信頼が無いため、最初に付与されるのは、最低利用限度額程度と言われています。

楽天カードの最低利用額は10万円なので、それ以上に現金が必要な場合は、別の手段を検討する必要があります。

トラブルに巻き込まれる

普段は信頼できる人だけど、お金が絡むと人格が変わってしまう人もいます。

商品を渡したらそのまま連絡が取れなくなってしまうなどの危険性もあるので、20歳以上の人に現金化を依頼する場合には、換金する商品を一度に渡さず数回に分けて慎重に行うことが大切です。

本人確認が不要な現金化業者は詐欺の可能性がある

クレジットカードの現金化をする場合は、実店舗を持つ金券ショップだけでなく、インターネット専門の現金化業者も利用することができます。

WEB上で完結するインターネット専門の現金化業者は、店舗に足を運ぶ手間がないため、とても便利です。

しかし、実店舗でも、インターネットでも現金化業者を利用する場合は、未成年者の法律行為があるため、身分証明書の提示が必要になりますが、中には身分証の提示が不要で未成年者でも利用できる現金化業者も存在しています。

未成年者は身分証の提示がないからといって安易に利用してしまうと、手数料が高くて現金がほとんど残らない場合や、WEB上で決済したのにお金が入金されないといった被害を受ける恐れがあるので、身分証明書が無い悪徳業者には気を付けましょう。

未成年がクレジットカードの現金化以外でお金を手に入れる方法とは

保護者の同意が得られずクレジットカードの発行ができなかった場合や、20歳以上の知り合いが見つからずにクジレットカードの現金化ができなかった場合、未成年者がお金を借りるにはどうすればよいのでしょうか。

親に借りる

未成年者でお金が足りなくなった場合には、まずご両親に相談してみてください。クレジットカードの現金化は、結局はクレジットカードのショッピング利用枠を使ってお金を借りているだけなので、いずれは返済をしなければいけません。

一括で返済できなかった場合、分割にすれば利息がかかってきますし、滞納すればブラックリストに載ってしまう恐れもあります。

両親に借りることができれば、利息もかからない可能性が高いですし、返済期間もある程度融通を聞かせてくれるので返済がしやすくなるので、返済の負担が軽くなります。

学生ローンを借りる

両親は頼ることができない未成年者の中でも、大学生や専門学校生などの学生の場合は、学生ローンで借入ることができます。

学生ローンとは、大学生や専門学生などの学生専門に融資を行っている消費者金融のことです。18歳や19歳の未成年者でもアルバイトなどの定期収入と学生証があれば、親の同意や保証人が居なくてもお金を借りることができます。

学生ローンは、両親や学校にお金を借りることを知られたくないという事情を知っているので、審査に関して実家や学校に連絡がいくことはありません。

まとめ

未成年者がクレジットカードの現金化をするには、法律の規制があるため難しいのが事実です。

仮にクレジットカードの現金化や、その他の方法でお金を借りることができたとしても、未成年者では大きな金額を借りることができません。

また、利息も高いので、返済額が増えアルバイトの給料では返済ができなくなると、自己破産などの債務整理をしなければいけない可能性もでてきます。

未成年者でお金が足りなくなった場合は、まずは両親にお金を借りられないか相談をしてみてください。言いにくいかもしれませんが、利息もつかず返済も融通がきくため、一番安全な方法です。