クレジットカード被害の種類と注意点

クレジットカードが普及するにつれて多くなってきたカードに関する犯罪やトラブル!クレジットカードの不正使用の被害件数は近年も増え続けており、被害額は年間120億円にも及ぶそうです。
一般社団法人日本クレジット協会での不正利用調査では、大きく2つに分けた被害報告に分けておりその被害内容は「偽造カード被害」と「番号盗用被害」となっています。
その不正利用の手口と注意点をクレジットカードを所持しているうえで知っておくことは大切なことです。
カード不正利用

 

 

 

 

 

偽造カード被害

偽造カード被害とはいわゆるスキミングと呼ばれるもので、スキマーと呼ばれる機械でクレジットカードの中に入っている情報を抜き取り、所有者の知らない間にクレジットカードを偽造し、偽造カードを使い高額商品の購入や、キャッシング利用による金銭を騙し取る手口です。
スキマーは非常に小型でどこにでも仕掛けることができることやクレジットカードの磁気情報を一瞬で読み取る事が可能となっており、お店のクレジット決済端末にスキマーを仕掛けたり、ATM端末のカードリーダーの部分にスキマーを仕掛けることで情報を抜き取ります。
(PASMOやEdy などの電波を使い決済ができるカードでは、直接カードとスキマーを接触させることなく、スキマーをカードに近づけるだけで情報を読み取られることもあります)
スキミングの被害を100%防ぐことは不可能と言われていますが、以下の点を注意することで被害にあう確率を下げることが出来ます
■お店での会計時に店員にクレジットカードを預けて会計をする事を避ける
特に海外では必ず会計時はご自身の目の届くレジでの会計が望ましいです。
スキマー自体が小型で、スキマーか一般的な決済端末かの区別はつきにくいものですが、お店自体でスキミングを行っている場合よりも、店とは関係なく店員がスキミングを行なっている事の方が多いことから、目の届かない場所にクレジットカードを持っていかれることを防ぐことをおすすめします
■怪しげな店での利用はしない
店全体でスキミングに手を染めている場合もある事から、出来るだけ怪しげな店では現金支払いを行う事が無難です。
■支払い明細を必ずチェックする
例えスキミングされたカードを利用されたとしても細かく利用内容をチェックして、身に覚えのない項目があったときは、すぐに金融機関へ必ず確認するようにしましょう。
自身が利用してないことが証明できれば、被害金額は保険で支払われて自身の負担が無くなります
■ICカード付きのクレジットカードにする
ICカードタイプのクレジットカードに切替えることで、クレジットカードに埋め込まれたICチップにクレジットカード情報が記録されることで簡単にスキミングをすることが困難になります。クレジットカードを作る際にカードの種類を選択できる場合にはICカードを選択しましょう。(ICカードでも100%、スキミングを防げるわけではありません)

番号盗用被害

番号盗用被害とは、カード番号と有効期限を盗み取りカードの持ち主になりすまして買い物をする犯罪です。
偽造カードと違って、ほぼ100%がインターネット上での被害であり、不正利用者は他人のカード番号と有効期限、セキュリティコードを手にすることでネット上で簡単に買い物が出来てしまいます。
最近ではカード会社のロックを避けるためや、カード所持者に気が付かれない様に1~2万程度の小額での買い物を繰り返す方法も多くなっているようです。
カード番号と有効期限を盗み取る方法として、フィッシング詐欺が有名であり、「プレゼントが当選しました」「・カードの有効期限が近づいています」等のメールを送り、興味を持った利用者から最終的にクレジットカードの番号・有効期限など入手する方法や、大手ショッピングサイトのホームページのように見せかけた偽のホームページへ誘導し、カード番号・有効期限・パスワードを入力させようとするものもあります。
これらのフィッシングを避ける注意点として
■怪しいメールが届いた場合にはすぐに対応しない
懸賞系のメールにはまず疑ってかかる事が大切です。また、カード会社を装ったメールを避けるためには、そのようなメールが届いた場合には直接カード会社に問い合わせを行うようにしましょう。
■広告から目当てのサイトに進まない
必要なサイトを検索した際に出てくる広告(アドワーズ広告など)などから進むことは避けることで偽サイトに騙される確率は数段下がります。
また、サイト内の日本語表記に不自然な内容がある場合や売られている商品が相場に比べて極端に安い場合には利用は控えたほうが無難です。

カード情報の全内容を他人に知られないようにする

インターネットで簡単に買い物が出来る今ではカード情報が分かればカード所持者に成りすますことは簡単になってしまいました。
出来れば友達や恋人にもクレジットカードの番号などは知られないようにすることが大切です。
また、クレジットカード現金化でも同様の事が言え、現金化業者の中にはクレジットカードの情報を全て伝えなければいけない業者も存在しますが、このような業者も万が一を考えると利用は避けるべきです。

クレジットカードの不正利用をされた場合には

クレジットカード不正利用されてしまった場合は、届出日から遡って60日以内の不正利用分は補償されることになっています。
補償を適用させるためにも、まずはご自身のご利用内容は把握しておくこと、利用明細は細かくチェックすることを忘れないようにしましょう。
ただし、カード利用規約には「カード会員側に過失がある場合は、補償の対象にはならい。」と記載されていることから、自身のクレジットカードがどのようなときに不正利用と判断されないかも把握しておくことが大切です。