キャッシュバック方式でのクレジットカード現金化業者の逮捕事例

クレジットカード現金化はグレーゾーンの行いではあるが、法律上では違法とは言えない、今現在でも言われている現金化の立ち位置となっています。
この言葉をそのまま解釈すると、過去にクレジットカードの現金化を行う業者の摘発は一度もないように思ってしまいますが、現金化業者の摘発は過去に存在しています。

キャッシュバック方式での逮捕

キャッシュバック方式での現金化での摘発事例

2011年8月、クレジットカード現金化業者として全国で始めて摘発された業者として「インフィニティ」と言う会社がありました。
摘発理由はクレジットカードの現金化行為そのものでの摘発ではなく、出資法違反という貸金業としての違法行為という扱いでの摘発でした。
「インフィニティ」は現金化申込のお客に対して、1個30~120円のおもちゃのネックレスなどをクレジットカードを使って数万円から数十万円の高額で購入させた上、カード会社から入金される代金の一部を差し引き、残りの金を客にキャッシュバックする方式で、カードのショッピング枠を現金化していました。

摘発された容疑内容としては、申込客に対してクレジットカードのショッピング枠からプラスチック製のネックレスなど実質360円相当の価値の無い商品を、約415万円で購入させた上、クレジットカード会社から入金される代金のうち、約346万円を4人にキャッシュバックし、差額である約69万円を手数料として受け取った疑いの容疑でした。
この受け取った金額を利息計算すると法定の10.96~22.95倍に当たることや、顧客がカードで購入した商品の中身について送られてくるまで知らなかったこと、取引金額が商品価値と比べて極端に高額なことなどから売買は形式的な取引と認定され、「実態としては差し引いた代金の一部を利息とする貸金業に当たる」と判断されたのです。

摘発業者は取引内容に問題があり過ぎた

現在でもキャッシュバック方式での現金化を行う業者は数多く存在しています。
「インフィニティ」の摘発依頼、キャッシュバック方式での業者は一時的に少なくなり、営業を行う上で法律的にも安全性の高い、買取方式の業者が一時的に増えたものの、しっかりとした企業の形が無い業者では、買取った商品を販売することが出来ないためか2016年以降、キャッシュバック方式での業者が増えてきています。
それでは現在営業しているキャッシュバック方式での現金化業者は摘発されるのかと言うと、可能性は捨てきれないが全業者が摘発されると言うわけではないでしょう
「インフィニティ」の摘発は単純にキャッシュバック方式だからと言うわけでは無いようで、あまりにも安い換金率の為、利用者からの苦情が多かったことや、そこから摘発に繋がる理由として、購入商品があまりにもチープな価値の無い者だったこと、また利用者は何を購入するかも知らなかったこと、購入商品の配送も行っていなかかったことなどから闇金業者と判断されためです。

現金化利用者は罪にはならない

クレジットカード現金化の行為はクレジットカード発行元の規約違反のため、カード会社に現金化がバレてしまったときには利用停止などの罰則を与えられてしまいます。
しかし、今現在の法律上では現金化を行った個人に対して違法である法律はないため、国や警察からの罰則を与えられることはありません。
先の現金化業者が摘発された際にも芋づる式に利用者も摘発されたなどの事実はありません。
しかし、現金化業者の摘発されたことからカード会社に事情が流れ、クレジットカードの利用停止などになる可能性や、警察での事情聴取の呼び出しがある可能性はあります。
いずれにしても面倒なことにまきこまれる可能性はかなりの高確率で有ると考えたほうが良いでしょう。

キャッシュバック方式での業者を選ぶ際には

過去の逮捕事例を踏まえてキャッシュバック方式での現金化業者を選ぶ場合は以下のような業者は避けたほうが良いでしょう!
■クレジットカードで購入する商品の説明がない
 申込者自体が何を購入したかさえ分からない手続きでは、商品を購入したことへのキャッシュバックとは判断されず、貸金と判断されてもおかしくありません。
■購入商品が価値が無い物である(最低でもプラスチックのネックレスなどはNG)
 購入商品が価値の無い物の場合にはやはり貸金と判断される可能性が高いです。少なくとも価値の判断がつきづらい商品である必要はあります。
■購入商品の受け取りがない(架空取引になっている)
 商品の受け取りは家族に内緒で現金化を行う場合には避けたいことではありますが、この受け取りが無ければ架空取引となってしまいます。
■還元率があまりにも低い
あまりにも低い還元率が原因で、利用者からの訴えもあり摘発までの流れに繋がることもあります。
■決済作業を業者が行う
最近では現金化業者にカード情報をすべて伝え、決済作業自体を業者スタッフが行う店舗も多くなっているようです。
店頭でのカード決済とは違い、ネット上でのカード決済を他人(業者)が行う事自体、かなり危ない行為です。

当方調べでは安心できるキャッシュバック方式業者は少ない

当方でも多くの業者を調べてきましたが現状では100%安心して利用できるキャッシュバック方式での業者と言い切れる業者は存在しておりません。
前項で説明したような業者が必ず摘発される訳ではないため、そこまで神経質に警戒しなくても良いのでは?との考えもありますが、あえて面倒なことに巻きもまれる可能性がある手続き方法を選ぶよりかは、安全性の高い買取方式での業者を選ぶ方が賢明ではないでしょうか。